「飲み会は原則1次会で終了」「会議での社長の一言を廃止」――。これは中京テレビの小松伸生社長が定例の記者会見で明かした「働き方改革」です。
目的は「業務の効率化」。具体的には……
といったもので、小松社長いわく「私の一言はそんなに短い方じゃないので」とのこと。(参照記事)
なるほど。こうやって公言しないと「少々長めの社長の一言も、なかなかやめられなかった」ってことなのでしょうか。……うん。でも「なんかいいじゃん、これ」。率直に私はこう思いました。
ところが世間の意見は「否定的」。
「これが働き方改革なのか?」
「禁止しなきゃならないほど強要されてたのか?」
「飲み会は働き方改革と関係ないだろう」
「どこが業務の効率化なんだ?」
「日本の企業はこんなレベルなのか?」
……etc.
いつも通りと言えばいつも通りですが、「あれやこれや」と重箱の隅をつつくがごとく大騒ぎ。中には「えらい!」「いいぞ!」という応援コメントもありましたが、大多数は「だからダメなんだよ〜」とため息交じりのものでした。
確かに、国会で議論されてきた働き方改革とは、ちょっとばかり“質”が違うので、違和感を覚えた方もいるかもしれません。
でも、こういった取り組みこそが「働き方改革」とか、「輝ける社会」っていうことだと思うのです。
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