コラム
» 2019年01月12日 05時00分 公開

「睡眠は短時間で十分」は本当?:「仕事中ずっと眠い」「寝ても疲れがとれない」――こんな悩みを捨て去る“眠り方改革” (2/2)

[濱口翔太郎,ITmedia]
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「睡眠は短時間で十分」は本当?

photo 無理やり“ショートスリーパー”になろうとせず、個々人に合った睡眠時間を確保すべきだ(画像提供:Getty Images)

 世間では「睡眠は3時間で十分」などの説が広がり、睡眠時間を縮める手法が注目を集めているが、菅原氏は「人間の大脳は眠気に慣れる働きがあるので、仮に1週間にわたって就寝を1時間遅らせると、元の就寝時間には眠気を感じなくなります。これは眠気を感じていないだけで、実は生産性は低下しています」と指摘。

 「徐々に就寝を遅らせていけば、眠気を感じなくなるので、『短時間睡眠でも十分』と思われるかもしれませんが、これでは睡眠(を縮めること)が目的化しています。睡眠はあくまでも生産性向上の手段であるべきです」と説いている。

 「社会人にとって理想の睡眠時間は、遺伝子や年齢によって異なります。人間は起床の4時間後に最も脳が活発になるため、この時間帯に眠気がないことを睡眠時間の基準にするといいでしょう。また、起床の11時間後に(体が最も活性化し)体温がピークを迎えるので、この時間帯は休まず作業・活動を行ってみてください」

 睡眠を短くすることにこだわらず、個々人に合った睡眠時間を取り、ベッド内でのスマホ操作や読書をやめることが、ビジネスパーソンがすっきり目覚めて仕事で高いパフォーマンスを発揮する上での近道だと言えそうだ。

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