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» 2019年01月12日 10時03分 公開

苦手意識を克服しよう:今年こそ“英語習得の年”に! 米国人講師に「読めるのに話せない理由」を聞いた (2/5)

[今野大一,ITmedia]

よいスコアを取ることと、コミュニケーションを取ることは別物

――なるほど。確かにそうですね。

 正直TOIECのスコアは一つの指標でしかないと思います。TOEICの得点が高いからといって、英語がうまく話せるわけではありません。反対にTOEICの点数が悪いからといって英語が話せないというわけではないのです。

 さきほど申し上げましたが、個人的に日本での英語教育は「正解」を覚えさせるようになりがちで、コミュニケーションにおいて重要な、「間違いながらもなんとか思いを伝える」といったマインドを養うようにはなっていないと感じています。

――なるほど。それではその「コミュニケーション」の能力は、どうやって改善していけばいいのでしょうか?

 Just Do it!! やるしかないのです(笑)。まず、上達するためには練習しないといけませんね。また日本人にとって、英語は「第二言語」である以上、すぐにうまくなれるものではないということを理解する必要があります。少しずつ、試行錯誤しながら学んでいかないと、いつまでたっても上手にはなれないのです。

 さきほども言いましたが、日本人の方は「すぐに完璧になりたい」と思う人が多いですね。完璧じゃないと恥ずかしいと思ってしまうのです。あとは「空気を読む」のも得意ですね。だから全て完璧に理解してからでないと、英語を話そうとしないのです。日本人同士であっても、英語を話すとお互いに比較してしまいます。英語がうまいと「偉い」と思われるし、英語ができると「エリートだ」と思われる傾向はあります。

 実はこの現象は日本人だけのものではありません。私はフランスの植民地だった、アフリカのべナンに行ったことがありますが、人によって英語を話せるレベルが違いました。もちろん教育レベルが高い人の方が、英語もきちんと話せる部分はあるのですが、これは英語が第二言語の人にとってはごく当たり前のことなのです。何も恥ずかしいことではありません。

 だから、日本人だけが英語学習に苦しんでいるわけではないのです。You are not alone!

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