「えーそんなバカな」。A氏は絶句。
そこにとどめの理事長の一言。「実はここだけの話。この保険特約がカバーするのは、居住者だけです。なんと人に貸している区分所有者はカバーされないそうです。管理費を支払っている、つまり間接的に保険料を支払っている『このマンションに住んでいない区分所有者とその家族』は、このマンションに来た時に何か事故を起こしてもこの保険でカバーされないけど、管理費を支払ってもいない『借りているだけの居住者』は外で事故を起こしてもカバーされるんです」
「??? それって一体、本当は何のための保険なんですか?」A氏はあきれて黙り込んでしまった。
「……ねぇ?」。話を振ったはずの理事長も、先ほど必要説を唱えた長老ですら首をかしげている。
とまあこんな光景が全国で、いくつかのマンション理事会や総会で時折繰り返されるのではないだろうか。実に不思議なマンション保険、そして保険業界の話である。(日沖 博道)
「住み心地がいい街」ランキング 首都圏の人に聞いた1位は?
最大11時間飲み放題の「バー」が、じわじわ増えている秘密
築46年なのに、なぜ「中銀カプセルタワー」に人は集まるのか
なぜ伊藤忠は18年ぶりに「独身寮」を復活させたのか
倒産寸前の町工場がタオルで大逆転! ヒットの秘密は「糸」と「伝え方」Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング