飲食店などでアルバイト店員による不適切な行為を動画などに撮り、SNS上に投稿されることで炎上する、通称「バイトテロ」が問題になっている。外食チェーン・大戸屋では店内で従業員が商品のプリンを口に含む、ズボンを脱ぐなどの動画がアップされ、3月12日に一部店舗を除き一斉休業する騒ぎに発展した。
この「バイトテロ」について現場の学生アルバイトはどのように感じているのか。マーケティング調査を手掛けるマクロミルがアンケートしたところ、学生バイトの約12%が「バイトテロに相当する行為を実際に見かけたことがある」と回答した。
調査は3月、同社が関東と関西の1都2府5県に住む10代〜20代の学生(高校、高専、大学、短大、専門・予備校生)のうち、現在アルバイトしている770人にWeb上で実施した。
「バイトテロに相当する、投稿されたら炎上しそうな行為を実際に(職場で)見かけたことはあるか」という質問には、1割強に当たる11.9%が「見かけたことがある」と回答した。少数だが1.6%は「自分自身がしたことがある」とも答えている。
調査結果について、一般社団法人・SNSエキスパート協会の代表理事で、企業へのSNS炎上対策のアドバイスも手掛ける後藤真理恵さんは「決して楽観視できる数字ではない」とみる。
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