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20卒採用も「売り手市場」続く 「内々定辞退対策」も加速採用枠を増やす企業も(2/2 ページ)

» 2019年04月16日 13時21分 公開
[ITmedia]
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スケジュールは前倒し傾向

 採用活動を行う期間は60.2%の企業で前年と同期間となる予定だが、エントリーシートの結果通知や適性検査・筆記試験を始める時期のピークが3月上旬に早まるなど、スケジュールは前倒し傾向にある。面接の開始を「早める」と答えた企業も全体の30.5%と3割を超えた。

photo 活動期間について(=マイナビ調べ)
photo エントリーシートの結果通知などのピークは前倒しに(同上)

「内々定辞退」の対策は?

 内々定出しを始めるピークは前年同様4月だが、2〜3月に内々定を出す企業も増えている。スケジュールの前倒しに合わせて、内々定辞退の対策に早期から取り組む企業も増えており、具体的な対策として「懇親会」(75.1%)、「誓約書の提出」(50.1%)、「定期的なメール連絡」(39.5%)、「人事との面談」(36.5%)などが上がった。

photo 内々定辞退の対策として実施予定のもの(=マイナビ調べ)

 調査は2019年2月13日から3月6日に、新卒採用実績のある国内企業を対象に実施。1541社から回答を得た。

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