クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向
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» 2019年05月10日 11時45分 公開

普及価格帯の勝算:「テスラModel 3」日本上陸 スマホ的自動車は何をもたらすか? (7/7)

[斎藤健二,ITmedia]
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Model SやXは通常の車のようなキーが用意されていたが、Model 3はカードキー。クレジットカードサイズで厚みもそれくらいだ。Model Sのように近づくと自動でロック解除とはならず、Bピラーにカードを当てることで解錠となる
サイドシルには「MODEL 3」の文字が
ちょっと面白い「DOGモード」。車内にペットを残して車を離れる際、テスラ車はエアコンをかけっぱなしにできる。ただ従来はそれを見た動物愛護団体が、ガラスを壊して車内に取り残されたペットを救うことがあったのだという。タブレットに空調が効いていて安全だということを表示することで、ペットの安全を守りつつ、自動車も守るという仕組みが備えられている

 走りのほうは電気自動車らしい、低重心を感じるものだった。加速性能はModel Sなどに比べれば見劣りするが、それでも助手席の乗員には「ちょっと加速するよ」と伝えないと首を怪我しそうなくらい鋭い。回生ブレーキの質が向上し、アクセルを離しただけで、自然にブレーキペダルを踏んだような減速感が得られるようになったのも特徴だ。

 従来の自動車ではなく、まるで動くスマホのようなModel 3。自動運転などのオプションを付ければ、最廉価モデルでもおそらく600万円程度にはなるだろう。競合であるアウディA4やBMWの3シリーズを考えているオーナーの心をつかむことができるか。国内市場でも、テスラの大勝負が始まろうとしている。

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