――これから商業化の段階になりますが、どういうビジネスをやろうと思っていますか。
高度100キロ付近の高層大気の状態は、まだ調べられていないことが多くあるので、これを調べる用途として観測用ロケットの需要があります。米国などでは既に行われている宇宙葬ビジネスにも需要があるのではないかと思っています。これまで日本では、やりたくても方法がなかったのですが、これからは実施もできるのではないかと考えています。アジア圏を中心に需要がある状況です。またエンターテインメントも取り込んで面白いこともできないかと構想しています。
――人工衛星の小型化が進めば、また新たなビジネスが広がってくる可能性もあるのではないでしょうか。
人工衛星は、これまで小型マイクロバスほどの大きさでしたが、今では小型化してきて、100キロくらいの重さのものが打ち上げられるまでになっていて、小型化の技術が進化してきています。そうなれば、打ち上げ費用が安い小型の人工衛星の数が多く出るようになると考えられます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング