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ひろゆきが“日本の未来”を憂う理由――「他人は変えられない」ひろゆきの仕事哲学【後編】(2/5 ページ)

» 2019年07月22日 05時00分 公開
[霜田明寛ITmedia]
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アルファベットもよく分からないレベルでフランスに

――ひろゆきさん自身は“やらない理由”なんて考えることなく、気づいたらプログラミングを好きでやっていた、という感じなのでしょうか?

 小学校の頃からプログラム自体はやっていました。ただ、Webで使う言語はまたちょっと違うので、2ちゃんねるを作るときは、一からやり直しでしたけどね。でも小学校のときに『コンピュータとはどうやって動くものなのか』みたいな概念を知ることができたので、習得は早かったと思います。

――ひろゆきさんの場合は幼少期からやっていたことが仕事にうまく生かされたパターンだと思うのですが、正直、そういう仕事の原型になるようなものは幼い頃に見つけておかないとダメなのでしょうか?

 どこまでのレベルを目指すかによりますよね。例えばバイオリンで飯を食っていこうと思ったら、9歳くらいまでには始めていないと恐らく難しいじゃないですか。でも、たまにどこかで弾いてお小遣いをもらえればいい、くらいのレベルだったら、別に何歳で始めてもいい。言語も6歳くらいまでに学ぶと、習得が早いといわれてはいますが、21歳で初めて留学して英語を学んだ僕も、一応暮らせる程度には喋れますし。

――現在フランスで暮らしているひろゆきさんですが、フランス語も大人になってから習得されたんですよね。

 はい、フランスもアルファベットがよく分からないくらいのレベルで4年前に行ったんですけど、なんとか暮らせています。ただ逆に、言語が分からなくても仕事はできるというパターンもあると思いますよ。僕、ドイツ語はしゃべれないけど、ドイツの会社に入ってプログラミングの仕事をすることになったら結構できると思うんです。プログラム言語を見れば、大体こう動くとか、何をすればいいかとかが分かるので。

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