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» 2019年11月21日 16時11分 公開

横浜市内から開始:ケンタッキーがこども食堂へ商品を提供開始 骨抜き後、カレーやスープの具材に

日本KFCが11月から横浜市内のこども食堂へ、商品の提供を開始した。商品は閉店時に残ってしまったものを、冷凍したのちにフードバンク横浜を通して提供される。こども食堂では、骨を抜いたり再調理したりした後に子どもへ提供されるという。

[鬼頭勇大,ITmedia]

 日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は11月から、フードバンク横浜(横浜市)を通し、横浜市内の「こども食堂」に対して調理済み「オリジナルチキン」と「骨なしケンタッキー」の提供を開始した。

ケンタッキー・フライド・チキン公式Webサイト

 取り組みはKFC伊勢佐木町店から始める。同店の閉店後に余った商品を冷凍し、保管。フードバンク横浜からの要請に基づき、フードバンク横浜の物流ステーションを経由してこども食堂に届けられる。店舗での冷凍後、保管時や配送時も一定以下の冷凍温度で保存することで、食品の安全性も保てるという。この仕組みについては「地域活性化に関する包括連携協定」を締結している横浜市の協力によって構築した。

提供されるまでのフロー

 担当者によると、日本KFCでは、その日に店舗の周りで開催されるイベントや天候といったデータから、来店客数を予測し、商品の生産数を計算している。しかし、それでも一定数の商品は残ってしまい、社会的にも「フードロス」問題が浮かび上がる中、同社内でも課題となっていた。ただ、冷凍技術や保管方法、配送フローの構築など「お客さまのところまで食の安全性を担保しないといけない」(担当者)ため、なかなか解決に至っていなかった。今回制度を構築できたことによって、徐々に対象となる店舗を広げていくことも検討している。

 商品が届けられたこども食堂では、解凍してそのまま食べるのではなく、安全配慮のため骨を抜き、再度調理を行う。担当者によると、衣を外した鶏肉をカレーやスープに入れるなどして提供されているという。

 フードバンク横浜は、現在横浜市内にある5つのこども食堂と連携している。それ以外にも、いわゆる「ひとり親」世帯へ食材を提供したり、子どもがいる世帯で生活が厳しい世帯に対して、子どもが食べる1年分の米を無償で提供したりといった活動をしている。

今回提供される商品(1)出所:ケンタッキー・フライド・チキン公式Webサイト
今回提供される商品(2)出所:ケンタッキー・フライド・チキン公式Webサイト

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