クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向
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» 2019年12月03日 07時00分 公開

池田直渡「週刊モータージャーナル」:「マイルドハイブリッドの効果はちゃんと出てます」 マツダ藤原副社長インタビュー(4) (6/7)

[池田直渡,ITmedia]

マイルドハイブリッドはキャパシタで何とかできる

池田 さて、xEVの話から始まってディーゼルまでの話を伺ってきたわけですが、今度はマツダが今後のCAFE(企業平均燃費規制)をにらんでいくなかで、マイルドハイブリッドの役割について伺います。2年前の「人とクルマのテクノロジー展」のときには、マイルドハイブリッドにすごく多くの会社が期待してましたよね。だけど今回、マイルドハイブリッドがちょっと下火になっているような気がします。

藤原 いや、そんなことないですよ。来週からMAZDA3のSKYACTIV-Xの試乗会をやるよね?

広報 はい。

藤原 来週、あそこでちゃんと説明します、マイルドハイブリッドについてちゃんと説明しろと言ってあります。

池田 思ったとおりの効果が、ほぼ出ているんですか?

藤原 出てますよ、出てます。

池田 例えば10%弱ぐらいは改善できる?

藤原 どのぐらいか私、いま数値を持っていないですけど、来週聞いてください。エンジンの親分の中井(パワートレイン開発本部長:中井英二氏)が行きますので。

池田 ああ、中井さんなら。

藤原 素直に答えると思いますので(笑)。これからはマイルドハイブリッドをしっかりやるって言いたかったんですけど、ずっと言ってないので。SKYACTIV-Xが出てないから余計言えなかったですけど、徐々に普通の、標準のエンジンになっていく予定です。ジェネレーション1のガソリンエンジンにもマイルドハイブリッドを付けていくつもりでいます。で、ちゃんとネーミングしろっつって言っているので(笑)。

池田 何か、かっこいい名前がつくんですか。

藤原 それは、いつかは発表できると思います。

池田 燃費を平均値で上げていかなきゃいけないわけですから、そうすると、いろんな価格帯ごとの技術が必要なわけじゃないですか。で、本来安価なマイルドハイブリッドが一番底を支えるという意味でいうと、MAZDA2の一番普通のモデルとかに付いたほうがいいわけですよね。そういう価格帯のモデルに入れられそうな見込みはあるんですか?

藤原 クルマによってでしょうね。実は、ヨーロッパのMAZDA2にはマイルドハイブリッドに近いものを入れているんですよ。リチウムイオンバッテリーじゃなくて、キャパシタで何とかできるということも。

MAZDA2

池田 ああ、i-ELOOPのときに使っていたもの?

藤原 はい。あれをうまく使ってできる。

池田 あのあたりは可能性ありますよね。

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