全体の35.7%と、5つのタイプの中で最も多い割合を占めたのが、定年まで働ける安定した企業を見つけたい、堅実な就活生。この中間層と呼べるタイプは、「真面目にコツコツ安定就職タイプ」と名付けました。
偏差値や成績は並程度で、多くの意識が平均的ですが、親の顔色もうかがいながらの就職活動をします。安定して長く働けることが最も大切で、周りの動きに合わせて、必要なことはきちんとやるタイプです。多くの大人は、こうした就活生を見て「最近の学生は真面目だ」という印象を強めているのだと思われますが、全体としては3分の1程度です。
TwitterやFacebookなども積極的にはやらず、アルバイトも、事務系、ティッシュ配り、チラシ配りなど、やや地道に一人で行うアルバイトが多いようです。ボランティア系のサークルに入っている学生も多いので、企業の中では縁の下の力持ちとして働きたがるタイプとも言えそうです。
希望する職種の特徴としても福祉系専門職、医療系、総務・人事など、営業活動の中心というよりも、人に直接関わる仕事を希望する傾向がやや強く出ています。フロントよりもバックオフィスを希望する学生です。
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