5分でプレゼン資料が劇的に変化 知らないと損をする「グラフテンプレート」活用術ビジネスに役立つデザイン&フォント術(4/4 ページ)

» 2019年12月25日 10時00分 公開
[菊池美範ITmedia]
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 慣れてきたら、応用系のグラフも活用したい。例えば円グラフの真ん中を大きくくりぬいたドーナツグラフなら、「特定の項目がどれくらいの達成率だったか」「相反する要素がそれぞれどれくらいの比率だったか」などを、円グラフで細かく比率を示すよりも分かりやすく表すことができる。

 先ほどまでと違い、ここではサブスクリプション版「Office 365」のMac版にインストールされているMicrosoft Excel「個人予算表」テンプレートを使用した。テンプレートの使い方はほぼ同じで、あらかじめ入力されている内容を参考に、グラフ化したい情報を入力していけばいい。

photo 「個人予算表」のテンプレートでは、「収入」と「支出」という対立要素をグラフ化している。ドーナツグラフの使い方は、Microsoftのサポートページでも詳しく解説されている
photo 作成したグラフをスライドに配置したところ。

 こうしたグラフを使いこなすことができれば、スライド作成の基本はマスターしたといっていいだろう。「ただ作っただけ」のスライドをひと工夫し、伝わりやすく見栄えのいいものに整えることで、プレゼンの説得力をぐっと高めることができる。企画提案や成果報告など、人前で発表する機会の多いビジネスパーソンこそ、デザインやフォントにこだわってほしい。

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