銀座線の渋谷駅はどうなった? 工事はまだまだ続く(3/4 ページ)

» 2020年01月11日 07時50分 公開
[小林拓矢ITmedia]

ホームは移転しても未完成の状態

 京王井の頭線の渋谷駅から東京メトロ銀座線の渋谷駅に向かってこれまでのように歩く。すると、銀座線へのアクセスルートのある階段の前に、案内の係員が立っていた。銀座線に向かう方向を示し、これまでのルートは使えないことを案内している。別の階段でも同様に係員が立っていた。

 JR玉川改札の前を通り、中央改札へ向かう階段を登ることになった。ラッシュ時には、この階段はいっそう混雑するだろうな、ということを考えた。

 案内に従い、ホームに向かおうとするとちょっとした階段を登り、旧降車ホームの中を通る。このホームは狭い。旧降車ホームをすぎると、雨が当たるところもある。混雑の中新ホームのスクランブルスクエア方面改札の前に出た。

 別ルートも検証してみた。JR中央改札からスクランブルスクエア方面改札へのルートだ。こちらも通路が狭い。また、改札を出たら玉川改札方面からの階段を使ったルートとぶつかることもあり、しばらくは混乱しそうだ。

(出典:東京メトロ)

 しかしこういった状況も、工事が完成しルートが整えば、改善することになるだろう。渋谷スクランブルスクエアの中にあるエスカレーターのルートに入っていくと、スムーズに動くことができるからだ。動線の悪さは、あくまで工事中だからであり、完成した際にはスムーズに動くことができるだろう。

 別の改札にも行ってみた。渋谷ヒカリエから歩いてアクセスする明治通り方面改札は、東急東横線や東京メトロ副都心線とのアクセスを意識したものだ。こちらの改札からは、人の歩く動線の混乱もなく、スムーズに歩くことができる。

 この改札を通って中に入る。

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