興味深い調査結果があります。
これらは内閣府のWebサイトで「男性家事」で検索をしたところヒットした資料に書かれていた内容です。男性の家事育児参加や、家事育児と仕事のストレス(男女)、夫の家事参加と夫婦満足度・妻のストレスに関する国内外の文献をレビュー。30件超の短報や原著論文の、「研究の概要・対象と、方法・結果・インプリケーション」が、この資料に一覧にしてまとめられていました。
もっとも、これは「育児」ではなく「家事」に関するものですが、育児にも同様のことがいえるのではないでしょうか。
例えば、男性の週実労働時間と、子ども(末子)と平日過ごす時間の関係を見ると、労働時間が週50時間を超えると、「3時間以上」子どもと過ごす割合が約2割に減り、週60時間を超えると「0〜30分未満」が4割以上に増えるなど、子どもと過ごす時間があまり取れない状況になるといった調査結果が出ている。
育児休暇は「子どものいる人だけ」の権利になりますが、「時間的余裕」は全ての人が享受できる。時間的余裕を増やすことで、男性が育児することへの偏見の解消にもつながると期待できるのではないでしょうか。
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