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» 2020年06月04日 11時36分 公開

UAゼンセンの調査で明らかに:ひどすぎる店員への差別とハラスメント コロナ禍がもたらした「非常に強いストレス」 (1/2)

UAゼンセンがコロナ禍で発生した迷惑行為(カスタマーハラスメント)をまとめた。現場ではどんな言動があったのか。

[ITmedia]

 UAゼンセンは3〜5月における「店舗で遭遇した顧客からの迷惑行為(カスタマーハラスメント)」の事例を発表した。UAゼンセンに加盟している流通・サービス業の組合から報告があったものをまとめた。差別やハラスメントにより、現場で働く人たちが非常に強いストレスを受けているとしている。

どんな迷惑行為があったのか(提供:ゲッティイメージズ)

小売業で相次ぐ嫌がらせ

 ドラッグストアでは、「マスクの品切れ、どういうつもりなのか」「いつ納品されるのかも分からないのか」「従業員はマスクしていながら客には売らないのか」といったように、マスクや消毒液の品切れに関するクレームが多かった。

 食品スーパーやコンビニでは、「なぜ、しっかりと入店規制をやらないのか」「なぜ家族連れの入店を許しているのか」「釣銭を手渡しするな」「トレイに釣銭をのせて出されても取りづらくてしょうがない」「(会計の)タッチパネルはおまえが触れ」「レジ待ちが長すぎる。何とかしろ」といったように、新型コロナウイルスの感染防止に関するクレームが発生していた。

 コロナ禍でも出勤する従業員をねぎらうために、大手スーパーなどでは特別手当を支給しているところもあるが、お客からは「金もらって仕事ができていいよな」という心ない発言があった。さらに、マスクをせずにわざと従業員に向かって咳をする嫌がらせもあったという。

 外食チェーンでは、イートインの売り上げ減少を補うためテークアウトに力を入れている。ある従業員がテークアウトのチラシをポスティングしたところ、住人から「なんでこの時期に営業しているんだ!」といったクレームを受けたという。

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