ジェイアール東日本ビルディングは6月8日、新規開業する複合施設「JR横浜タワー」内の会員制ワークスペースを24日にオープンすると発表した。働き方の多様化に対応したワークスペースとして提供するほか、プライベートでも使える空間をつくる。駅直結の利便性を生かして幅広いニーズを取り込む。
横浜駅に直結するJR横浜タワーは、当初5月末の開業を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期。6月18日から順次開業する。「CIAL横浜」「NEWoMan横浜」などの店舗が入る。
ワークスペース「STATION SWITCH(ステーションスイッチ)」は、JR横浜タワーの12、13階でオープンする。20歳以上限定の会員制施設となる。
施設では、ビジネスからプライベートまで対応する“4つの使い方”を想定した空間を整備した。ブース席を中心とした13階は「WORK(働く)」「STUDY(学ぶ)」のための空間。集中して仕事をするためのブース席やカウンター席、資格取得の勉強などに活用できる書籍を置いたブース席を備える。約100席のワークスペースのほか、7〜15人用の貸室9部屋、会議室4部屋も用意している。
天井が高く、開放的な12階は「IDEA(ひらめく)」「RELAX(憩う)」の場。ゆったりとドリンクや書籍を楽しめる空間になっている。約85席のワークスペースと、会議室3部屋も備える。
会員システムは、個人向けと法人向けの2種類。個人向けは、利用可能日時によって「フルタイム」「ウィークデー」「ナイト&ホリデー」「モーニング」の4つの区分があり、月会費は7000円〜2万5000円(税別)となる。
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