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転職先で活躍できないミドルがやっていること、上位3つ転職コンサルに聞く

» 2020年08月13日 14時34分 公開
[ITmedia]

 転職先で活躍できるミドルと活躍できないミドルは、どのような違いがあるのだろうか。

 転職コンサルタントに、転職先で活躍するミドルが実践していることを聞いたところ、上位3つは「社内でのコミュニケーションを重視する」(71%)、「転職先企業の企業文化理解に努める」(58%)、「分からないことを素直に認めて教えを乞う」(45%)であることが、エン・ジャパンの調査で分かった。

転職先で活躍できるミドルが行なっていること(出典:エン・ジャパン)

 一方で、活躍できないミドルが行なってしまうことは「前職の会社と転職先企業を比較して悪く言ってしまう」(59%)、「前職の仕事のやり方を持ち込む」(55%)、「これまでの経験や実績をひけらかす」(53%)が上位に。

転職先で活躍できないミドルが行なってしまうこと(出典:エン・ジャパン)

 転職コンサルタントに、転職先で活躍するために必要なことを尋ねたところ「今までの実績は忘れて一からスタートする気概で転職すること。自身からコミュニケーションをとり、社内に溶け込む努力をすることが大事」といった声のほかに、「『素直さ』に尽きる。その会社で働いている『経営幹部』『上司』『同僚』『部下』のやり方を『素直』に受け入れて『マネ』をしてみること。一度それをやりきってみて、それでも前職までに培った知見やノウハウを生かした改善提案が必要であれば、そこで初めて『こうやってみてはどうでしょう?』と助言してみることが大事。最初から『前職では』『私の考えでは』という方は、仮にそれがうまくいったとしても、組織には馴染めないだろう」などのコメントがあった。

 転職先で活躍できるミドルと活躍できないミドルはどちらが多いか聞いたところ、「活躍できるミドルが多い(どちらかといえばを含む)」と答えたのは74%、「活躍できないミドルが多い(どちらかといえばを含む)」は26%。

転職先で活躍できるミドルと活躍できないミドルはどちらが多いか(出典:エン・ジャパン)

 インターネットを使った調査で、転職コンサルタント148人が回答した。調査期間は7月28日から8月4日まで。

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