育休から復職した人の25.2%が、働き方に関する悩みや不安を上司や会社に「全く伝えなかった」──キャリアカウンセリングサービスを手掛けるfruorの調査で、そんな結果が出た。「あまり伝えなかった」と答えた人は30.0%で、合計すると55.2%。およそ半数が悩みや不満を十分に伝えられておらず、4人に1人は全く相談ができていないという状況が明らかになった。
- 約9割の男性国家公務員 1カ月以上の育休取得を予定
内閣人事局は、4〜6月に子どもが生まれた男性国家公務員の約9割が、1カ月以上の育休を取得予定だと発表。計画を作成できていない男性職員は5人。新型コロナウイルスの影響や災害対応により予定が見通せないためだとしている。
- 「女性管理職30%以上」達成企業は7.5% 「テレワークが重要」の認識も高まる
政府目標の「女性管理職30%以上」を達成している企業は7.5%と依然として低水準にとどまっている。また、女性登用を進めている企業は前年比から7.4ポイント減の42.6%となった。一方、3割を超す企業が女性活躍のために「テレワーク」が重要だと考えていることも明らかとなった。
- 育児休暇、希望する期間はどれくらい? 「女性活躍推進2.0実態調査2019」
人材育成コンサルティングを手掛けるリノパートナーズ(東京都千代田区)は10月25日、「女性活躍推進2.0実態調査2019」の調査結果を発表した。回答した女性の8割が現在の仕事に満足していることが分かった。また、性別を問わず育児休暇を取得する場合には、「できるだけ長く取得したい」という回答が最も多かった。
- 中小企業で男性社員の育休取得率100%を実現してみた
厚労省が進める男性社員の育休取得。「イクメンプロジェクト」として形は整ってきたが、育休に絡むトラブルが炎上するなど、定着への道のりは厳しい。男性社員の育休取得100%を実現した企業の経営者が、制度を円滑に運用するための工夫について説明する。
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