新ジャンルのスイーツビール? スウェーデン発「オムニポロ」が日本進出日本橋兜町にバー(4/5 ページ)

» 2020年09月28日 08時00分 公開
[小林香織ITmedia]

日本橋兜町にアジア初のバーをオープン

 20年8月、オムニポロは念願の日本進出を果たし、日本橋兜町にビールスタンド「オムニポロス・トウキョウ」をオープンした。70年間に渡り親しまれてきた鰻屋の木造住宅を改装し、オムニポロの世界観を店内に表現した。

 入り口の引き戸や屋根などはそのまま生かし趣を残しつつも、一面青く塗られた壁は海中にいるような世界観を演出し、個性的なデザインのテーブルや照明からは近未来感も感じられる。立ち飲み席もあり、サクッと1杯から立ち寄れる気軽さがある。

鮮やかなブルーの内装が印象的な店内
ブルーの壁と浮遊感のある照明は海中を思わせる

 日本橋兜町といえば、日本の金融市場発祥の地として知られているが、近年は「日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト」が進んでおり、オムニポロを含む勢いのある5つの飲食店が立て続けにオープンしたばかり。5つの飲食店のうち、ナチュールワインショップ「Human Nature」とコーヒースタンド「SR」は、オムニポロス・トウキョウと同じ建物内にある。

 「私もグランディンも日本に特別なインスピレーションを感じていて、数年前から日本への出店を夢見てきました。そんな中、自分たちの思想と、今まさに変革の風が吹いている日本橋兜町がピッタリとハマったこと、そして日本の良きパートナーに恵まれたことで、出店がかないました」(フェンティ氏)

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