「世界幸福度ランキング」では2018年から3年連続1位、「ワークライフバランスに優れた都市」でも100%のスコアで世界1位に選出(米セキュリティ企業Kisiが実施した「ワークライフバランスに優れた都市」ランキング2019」より)、世界最年少34歳の女性首相と、未来志向・サスティナブルな暮らしをリードする先進国フィンランド。
ITの普及やイノベーション創出にも注力していることから、「欧州のシリコンバレー」とも言われ、世界最大級のスタートアップイベント「Slush」もヘルシンキが発祥だ。
そんなフィンランドは、休暇が長いことでも知られる。夏休みは約4週間と、フランスと並んで世界最長の休暇取得が推奨されている。加えて、1日に数回のコーヒー休憩を取る習慣があり、これは労働契約書に盛り込まれることもあるほど重要事項だという。
なぜフィンランド人は、こんなにも休むのか? 現地で日本向けにコーヒーのサブスクリプションサービスを展開するスタートアップ「SLURP」のCEO Manuel Linnankoski氏(以下:マヌエル氏)に、現地の休暇文化について聞いた。
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