新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、テレワークを実施している企業が増えてきたが、コミュニケーションは「対面」または「オンライン」どちらを希望する人が多いのだろうか。20代のビジネスパーソンに、同僚とのコミュニケーションを聞いたところ「対面(どちらかといえばを含む)」と答えたのは66.4%に対し、「オンライン(どちらかといえばを含む)」は15.4%であることが、学情の調査で分かった。
「対面」と答えた人に、その理由を尋ねると「直接のほうがコミュニケーションを取りやすい」「顔を合わせて話したほうが、仕事を進めやすい」といった声があった。
一方、上司とのコミュニケーションについて「対面」と答えたのは50.9%に対し、「オンライン」は23.5%。上司とのコミュニケーションでも、オンラインよりも対面を希望する人が多いことが明らかに。「対面」を希望する人からは「顔を見て話したほうが、上司がどう思っているか感じ取りやすい」などの意見があった一方、「報告は社内チャットのほうがタイムラグなく正確に報告できる」という声も。
「『相談』などの双方向のコミュニケーションは対面で行いたいものの、スピードが求められる『報告』などはWeb会議システムや社内チャットを有効活用したい意向がうかがえた」(学情)
インターネットを使った調査で、転職サイトに訪問した20代の男女715人が回答した。調査期間は9月14日から23日まで。
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