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» 2021年02月03日 07時00分 公開

ジョブ型雇用導入のためのToDoリスト(2) 等級と賃金テーブルの設定方法(1/3 ページ)

旧来のメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用に移行したい場合、どのような手順が必要なのか。本記事では賃金制度に着目し、ジョブ型雇用で用いるべき等級制度や賃金テーブル、昇給基準の設計方法について解説します。

[佐藤純,ITmedia]

 記事の前編ではメンバーシップ型雇用とジョブ型雇用の相違点、さらに移行方法の概要について説明しました。

 今回はジョブ型雇用の賃金制度について特徴と設計方法を説明します。

photo 画像はイメージです(提供:ゲッティイメージズ)

グレード(等級)と賃金の関連性

 賃金制度は等級制度と連動しますが、その考え方には図表1に示すように絶対額基準方式と昇給連動方式とがあります。

(1)絶対額基準方式

 絶対額基準方式は、等級(グレード)に対して賃金の絶対額を連動させる方式です。一般に等級(グレード)ごとに対応する標準額が設定され、その標準額を基準として一定の範囲内に賃金が納まるように設計します。

(2)昇給連動方式

 等級に昇給額を連動させて、等級が上位になるに従って昇給額を増額させる方法です。メンバーシップ型雇用ではこの方式が長年採用されました。その代表的な例が職能給で、賃金テーブルには高い等級ほど高い昇給額が設定されています。

photo 図表1.絶対額基準方式と昇給連動方式

賃金テーブルの種類

(1)レンジレートとシングルレート

 図表2左側に示すように賃金テーブルの種類には、レンジレートとシングルレートがあります。

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