就職活動の際、セミナー・選考で動画を視聴したら「志望度が上がる」と回答した学生は全体の74.7%――そんな結果が就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)の調査で明らかになった。調査対象は2022年3月卒業(修了)予定の大学生と大学院生。
志望度が上がると回答した学生からは、「Webではつかむことが難しい、企業の雰囲気をイメージしやすい」「実際の仕事内容が分かり、自分自身が働くイメージを持ちやすい」「経営者や、本社以外の拠点で働く社員など、なかなか直接話を聞くことができない方の話も、動画であれば聞くことができる」といった声が寄せられた。
就職活動以外の場で動画を視聴する頻度を尋ねると、「ほぼ毎日」(61.0%)が最も多く、「1週間に3〜4回」(17.1%)、「1週間に1〜2回」(13.4%)と続いた。学情は「情報収集やエンターテインメントの利用において、『動画』が積極的に視聴されている」と分析する。
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