今や多くの企業がYouTube上でチャンネルを持ち、情報発信に力を入れている。そもそも動画が企業のマーケティングツールとして注目されるようになったのは、なぜなのだろうか。すのはらさんは効果検証の精度だと話す。
「YouTubeでは定量的な効果検証が可能」だという
「企業間でテレビ広告の意味を考え直すことが増えています。テレビCMは短尺なうえに、放送時間帯や視聴者層などのコントロールが難しく、購買に与える影響なども見えにくい状態でした。一方、YouTubeは再生回数や視聴者層、視聴者からの評価、コメント、その動画経由での購入者数など、精度の高い効果検証や消費者とコミュニケーションが取れる点を強みとしています」
購買率や認知率など定量的な効果検証がテレビCMは難しい。一方、YouTubeでは定量的なデータを取得することができる。そのデータを次の施策や動画以外のマーケティングに活用することで、消費者への効果的なアプローチが可能になる。
すのはらさんによると、現在はコロナ禍の影響で10〜50代と幅広い年代で動画の視聴率が伸びているという。NTTドコモ モバイル社会研究所が1月に行った「スマホ・ケータイ所有者の動画サービス利用とYouTube利用動向」によると、確かにYouTubeの利用率は全年代で高く、10代から40代は男女ともに約7〜8割が視聴していることが分かった。50代でも約6割という結果が出ている。
全年代においてYouTube視聴率は高くなっている(出所:NTTドコモ モバイル社会研究所)
- 希望退職者数が1万人超 募集人数が最も多い企業は?
新型コロナウイルスの長期化で希望退職者が増加している。6月3日時点で募集を呼び掛ける上場企業数は50社にのぼった。2020年よりもハイペースだ。最も多くの希望退職者を募集している企業は?業種別ではどうなっているのだろうか?
- 20代会社員、「仕事観がない」が6割 「指示待ち派」は4割も
20代で自分の仕事観を明確に語れる人はどれくらいいるのだろうか?日々の仕事をこなすだけで精一杯という人も多いだろう。その実態を浮き彫りにする調査結果が出た。「仕事観を持っていない」と回答した割合が6割にのぼったのだ。その理由は? 若手社員に活躍してもらうために企業がすべきことは?
- 世界初! ブリ×ヒラマサ=「ブリヒラ」を発売 ベイシアと近大の狙いは?
群馬を中心にスーパーマーケットを展開するベイシアは6月16日に近畿大学水産研究所が開発したブリとヒラマサの交雑種「ブリヒラ」を全国のベイシアで販売する。同社によると、ブリ類ハイブリッド種の産学連携による本格生産は世界初の事例だという。ブリの脂や旨味とヒラマサのこりこりとした歯ごたえのいいとこ取りをした養殖魚だ。見た目は? 味は? 養殖魚販売の狙いとは?
- テレワークで生産性はどう変わったのか? 頻度との関係
「テレワーク」という言葉が日本にも少しずつ定着してきた。一方、実際にテレワークで働く人の生産性は出社時よりも全体平均で低下していることが分かった。テレワークの生産性向上は実施頻度と職種別にも左右されるようだ。テレワークの生産性に影響を与えるとビジネスパーソンが感じる要素とは?調査の結果を見ていきたい。
- ファミマ、7月から「エコ割」推奨 食品ロス3割減を狙う
ファミマが7月から値引き販売を促進する「エコ割」を始める。全国の1万6000店のフランチャイズチェーン加盟店が対象。食品ロス3割減を目指す。恵方巻問題などコンビニと食品ロスの関係は根深い。セブンとローソンでも食品ロス問題に取り組んでいる。各社の動きを見てみよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.