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職場の「人間関係」に悩む人は3割 退職の検討は?年代別の傾向も分析(1/2 ページ)

» 2021年07月08日 15時27分 公開

 日本労働調査組合(東京都足立区)は、全国の会社員を対象に「職場の人間関係に関するアンケート」を実施した。その結果、職場の人間関係に「疲れている」「悩んでいる」「ストレスを感じている」と回答した人は計29.2%だった。

職場の人間関係に悩む人はどの程度いるのか(画像はイメージ)

 人間関係が「良好」であると感じているのは全体の32.1%、「特に気にしていない」人は38.7%だった。

職場の人間関係は良好か?(出所:リリース)

 年代別にみると、職場の人間関係が「良好」と回答した「20代」は38.6%、「30代」が29.8%、「40代」が27.7%だった。一方で、「ストレスを感じている」は「20代」が7.4%、「30代」が13.5%、「40代」が17.3%。20代の人間関係は「良好」の回答率が最も高く、年代が上がるに連れて低くなった。

職場の人間関係に関する年代別の回答(出所:リリース)

 反対に「ストレスを感じている」は、20代が最も低く、年代が上がるに連れて高くなった。日本労働調査組合は、「20代は多くの人と接する機会があるが、30〜40代は業務内容が固定化しグループのすみ分けも強くなり、人間関係や課題がはっきりするようだ」と分析する。

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