内々定を得た学生、入社を決意させた担当者の「一言」は？：マイナビ調べ（2/2 ページ）

[コネムラメグミ，ITmedia]

内々定者フォローについて望むことは？

　内々定者フォローについて、どのように実施してほしいのかを聞いた。「対面で実施してほしい」の割合が最も高かったのは「社内見学・工場見学・施設見学」（83.2％）で、「内々定式」（75.0％）、「研修」（73.0％）と続いた。。

内々定者フォローについて、どのように実施してほしいと思うか

　内々定者フォローについて同社は、「入社予定先とのマッチングを再確認する機会であり、Web形式だけではなく、企業を訪れて社風や仕事内容を知ったり、同期と交流したりすることで、不安解消を望んでいると推察される」としている。

学生に入社を決意させた企業担当者からの一言とは？

　内々定を得た企業の人事担当者や人事以外の社員から伝えられた「入社を決意させた一言」はあるか聞いた。多く聞かれたのは、「あなたと一緒に働きたい」「あなたと会えることを楽しみにしています」というコメントだった。また22年卒の学生は、コロナ禍で登校できなかったり、アルバイトや課外活動が思うように行えなかった人も多かった。そのため、学生生活で力を入れていた学業や課外活動などについて好意的なコメントをもらい入社を決意したという回答もあった。自身の学生生活に自信が持てるだけでなく、好印象を抱くようだ。

内々定を得た企業の人事担当者あるいは人事以外の人から伝えられた入社を決意させた一言

　今回の調査は、22年卒業予定で内々定を保有している全国の大学生、大学院生を対象にインターネット上で実施した。期間は21年6月16日〜7月5日、有効回答数は4148人（文系男子665人、理系男子922人、文系女子1621人、理系女子940人）。