22卒が「説明会には参加しても、エントリーはしない」理由リクルート調査

» 2021年08月25日 14時40分 公開
[ITmedia]

 2022年に卒業予定の学生は、21卒に比べて説明会に参加した企業数は増えたが、説明会後のエントリー率は減少している──こんな結果が、リクルートの調査で判明した。説明会には参加しても、エントリーには結び付かなかった理由は何だろうか。

photo 画像はイメージです(提供:ゲッティイメージズ)

説明会参加企業数は増えるも、説明会後のエントリー率はやや減少

 22卒学生の説明会参加企業数は平均19.7社と、前年と比べ5.1社増加した。Web説明会の参加企業数は17.3社と前年比べて7.7社増加した一方で、対面では4.5社と2.3社減少した。

 説明会後のエントリー率は全体で69.0%、Webで69.9%、対面が62.2%。21卒に比べて全体とWebでは5ポイント前後、対面では12.8ポイント減少する結果となった。

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 同社は、人事職の中には「Web説明会は対面と比べてその後の選考につながらないのでは」という見方があると指摘する。しかし、実際には学生はWeb説明会への参加を増やしている。

 また、応募の決め手となった情報源は「個別企業の説明会・セミナー」が55.8%で最多。学生がWeb説明会への参加を増やし、実際にそれが応募の決め手になっている実態がうかがえる。

エントリーしない理由とは

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