経営コンサルティング事業を手掛ける識学(東京都品川区)は、自社に人事評価の仕組みがあり自身が被評価者である全国のビジネスパーソンを対象に、「人事評価の“モヤモヤ”に関する調査」を行った。自社の人事評価に不満があると答えた人に、何に不満を感じるか聞いたところ、1位は「評価の基準が不明確」で48.3%だった。評価基準が明確に設定されていないことが不満につながりやすいようだ。
2位は「評価結果が報酬に反映されない」で30.9%、3位は「評価する人によって厳しさに差がある」で28.1%となった。
自社の人事評価の制度で、評価結果が給与や待遇にどのように反映されるか知っているかの問いに、全体では「知らない」人が44.5%もいた。人事評価に関して「不満」と回答した人(「不満」+「やや不満」)は、「知らない」の割合が59.6%と6割近くに上った。
自身の人事評価を行う評価者の評価能力を10点満点で回答してもらった。すると、全体平均は「5.6点」となった。人事評価に「満足」(「満足」+「やや満足」)と答えた人は平均「6.5点」で、「不満」と答えた人は平均「4.5点」と、約2ポイントの差がついた。
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