後払い決済サービス「後払い.com」を提供するキャッチボール(東京都品川区)は、ECサイトにおけるスマホ決済の利用動向について調査を実施した。その結果、ECサイトで利用したことのある決済手段では1位が「クレジットカード」(88.3%)、2位が「スマホ決済」(38.3%)であることが分かった。
スマホ決済の利用率は代引きを超え、ECサイトでの支払いにおいても、スマホ決済はスタンダートな支払い方法として地位を確立していることがうかがえる結果となった。
各世代別にスマホ決済の利用率を比較してみると、幅広い世代でスマホ決済が利用されていることが分かった。どの世代にもスマホ決済のニーズが一定数存在する。
ECサイトでスマホ決済を利用したことがある人に対し、その理由を尋ねたところ、「ポイントの還元がある」と回答した人が最も多く74.6%、次いで「会計がスムーズに終わる」(48.4%)、「お得なキャンペーンやクーポンがある」が44.1%だった。
従来、「コンビニ払い」がメインの支払い方法だった「後払い」だが、ニーズの変化に対応し、「スマホ決済」や「クレジットカード」での支払いが可能となってきている。認知度を調査すると「知っているし、利用したことがある」(14.6%)、「知っているが、利用したことがない」(24.6%)をあわせても、知っている人は約4割にとどまった。
また、「後払い」で利用したい支払い方法について尋ねると、1位は「クレジットカード」(44.1%)、2位「コンビニ」(39.9%)、3位「スマホ決済」(25.9%)となった。後払いでもクレジットカード利用希望者の割合が非常に高い結果となった。
調査は2021年8月、直近3カ月以内に1回以上、ネットショッピングまたは通販を利用した全国の20代以上の男女566人を対象に実施した。
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