キャリアや就職・転職の調査を行う「Job総研」を運営するライボ(東京都渋谷区)は、会社で働く人を対象に「2021年 冬ボーナス実態調査」を実施した。冬のボーナスが支給されたと回答した人は72.1%だった。
昨冬比でボーナスの支給額が「増加した」は41.3%、「減少した」は18.2%、「変わらない」が40.5%だった。また、1人当たりの平均支給額(昨冬と今冬の具体的なボーナス額の回答を基に集計)は、昨冬が72.4万円、今冬が75.7万円となり、昨冬より4.6%増加した。
今冬のボーナス支給に対し新型コロナウイルス感染拡大の影響度は、48.9%が「全く影響していない」と回答。また、今冬のボーナス支給についての満足度は、「満足」が32.4%、「やや満足」が33.1%と、合わせて65.5%が満足傾向にあると分かった。一方で、「不満」と答えた人は14.4%、「やや不満」が20.1%だった。
今冬のボーナスをどのように使うのか聞いたところ、最も多かったのは「貯金」で66.1%、次いで「資産運用」が35.0%、「旅行」が19.4%だった。ライボは、「コロナショックを経験し、依然コロナ禍にある日本では、経済的な備えを意識した保守的な印象が濃い回答結果になった」とコメントした。
今回の調査は、20〜1000人以上規模の会社に1年以内〜10年以上勤務している社会人を対象に、インターネットで行った。期間は11月26〜30日、有効回答数は487人。
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