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第一志望でない企業から「志望度は何番目?」と質問されたらどうするのか 2022年卒の学生に聞いた意識調査(1/2 ページ)

» 2021年12月13日 16時26分 公開

 就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、2022年卒の学生を対象に「就職意識調査」を実施した。第一志望でない企業から志望度は何番目か質問された時に、「第一志望と回答しない」と答えた学生は35.5%だった。

2022年卒の学生を対象に「就職の意識調査」を実施した(画像はイメージ)
第一志望でない企業から志望度は何番目か質問されたらどうしますか?(出所:リリース、以下同)

 内訳は、「他の企業が第一希望だと正直に伝える」が5.6%、「第一希望群だと伝える」が27.9%、「その他」は2.0%だった。「第一志望だと伝える」は64.5%だった。

 「第一志望だと伝える」と回答した学生からは「企業の立場に立ったら、1番といってくれる学生のほうが好感を持てると思う」というコメントがあった。一方、「第一志望と回答しない」と答えた学生からは、「嘘をつくことに抵抗がある」「もし内々定を頂いた後、 辞退することになったら失礼なので正直に答えるようにしている」という声も聞かれた。

複数の内々定を保有することに抵抗はある?

 複数の内々定を保有することに抵抗があるか聞いた。「抵抗がある」と答えた学生は8.1%、「やや抵抗がある」は30.2%と、合わせて38.3%が「抵抗がある」ことが分かった。

複数の内々定を持つことに抵抗がありますか?

 「抵抗がある」と答えた学生に理由を聞いた。「自分が内々定を持っていることで他の学生が採用されるチャンスを奪うことになってしまう」「企業に迷惑がかかると思う」などの声が聞かれた。他の学生や企業の採用計画への影響を考慮し、複数企業の内々定を持つことに抵抗を感じるようだ。

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