連載第1回目で、昇格・降格とは人事等級の上がり・下がりを、昇進・降職とは役職の上がり・下がりを指すと述べました。
人事等級制度で、社員それぞれがどの等級ランクに位置付けられるかを決めることを「格付」いいます。「ランク付」などということもあります。
つまり、昇格・降格はこの格付の見直しということになるのです。「○○さんはいま2等級だけど、もう3等級にあげてもいいね」といったことですね(なお、ここでは数字が大きい等級を上位等級とします)。
この格付の基準を「等級基準」といい、次の3つが主なものになります。
以下、それぞれについて解説していきましょう。
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