総合人材情報サービスのアイデム(東京都新宿区)は1月6日、2021年11月に総合求人サイト「イーアイデム」を通じて求人に応募した会員を対象に実施した調査結果を発表した。
仕事探しをしている理由に新型コロナウイルスが影響しているかを尋ねると、全体の38.8%が「はい」と回答した。
コロナの影響を受けた人を希望雇用形態別に分析すると、「派遣社員」が44.4%で最も高かった。一方、「パートまたはアルバイト」は37.5%で、最も影響を受けていなかった。
正社員雇用を希望する人にその理由を聞いた。最多の回答は「将来にわたって安定して働きたいから」(72.7%)で、「社会保険に加入できるから」(59.1%)、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」(48.5%)と続いた。
パートまたはアルバイトを希望している人に理由を尋ねると、「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」(68.5%)が最も多く、「生活との両立を図りたいから」(40.8%)、「扶養の範囲内で働きたいから」(24.5%)と続いた。
求人に応募した人に対し、求人情報に記載されていると仕事内容が想像しやすい事項を聞いた。正社員希望の場合、1位は「求める人材の特徴・タイプ」(63.6%)、2位は「1日の流れ/スケジュール例」(47.0%)、3位は「仕事の難易度」(42.4%)という結果に。
今回の調査は21年11月2日〜12月5日に実施した。有効回答数は335人。
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