2022年の1月に成人式を迎える学生に、「今後どのような生き方をしていきたいか」を聞いた。理想の生き方で最も多かったのは、「自分の趣味ややりたいことに熱中する生き方」で27.3%、次いで「家庭を大事にする生き方」が20.0%、「経済的に自立している生き方」が19.5%だった。
22年の1月に成人式を迎える学生に、「今後、どんな大人になりたいか」を尋ねた。最も多かったのは、「自分の信念を持っている大人」(21.4%)、次いで「さまざまな価値観を受け入れられる大人」(19.0%)、「自立していて自分のことは自分でできる大人」(12.0%)だった。マイナビは、「社会人としての組織での成果や地位を得ることよりも、趣味や自分のやりたいことなど身近なことや個人を重視する傾向にあるようだ」とコメントした。
マイナビの調査機関・キャリアリサーチラボの沖本麻佑研究員は、「『就職して働くこと以外』も含めたキャリア観に関する質問では、現在の大学1〜2年生が幅広い視野で自分の将来の生活について考えていることが分かった。また、社会人になったあとの生き方として、『会社員や社会人としての自分』よりも『家族の1人としての自分』や『個人としての自分』を重視する傾向も分かる結果となった」とコメントした。
今回の調査は、18〜20歳の大学1〜2年生を対象に、インターネットで行った。期間は21年12月15〜17日、有効回答数は1017人(文系男子176人、理系男子113人、文系女子444人、理系女子284人)。
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