マイナビは、2021年3月の新卒者を対象に「新入社員の実態調査」を実施し、その結果を発表した。入社前と入社後の満足度の変化を分析したところ、学生時代に勤務先のインターンシップに参加して「自分に合っていると感じた」人は、勤務先満足度が高い傾向があった。
学生時代に現在の勤務先のインターンシップに参加していた人に「勤務先のインターンシップにあてはまるもの」を聞き、その結果を現在の勤務先の満足度別に分析したところ、最も大きな差がついたのは「自分に合っていると感じた」の26.0ポイント差だった。
次に差がついたのは「楽しかった、面白かった」(22.1ポイント差)、3番目が「職場の雰囲気が良かった」(20.3ポイント差)となった。
就職活動時と入社半年後に「『人生100年時代』が到来するといわれるが、あなたは何歳まで働き続けたいか」と聞いたところ、勤務先の満足度が低いほど、働き続けたい年齢も低くなる傾向が見られた(男子5.9ポイント減、女子6.2ポイント減)。
「新入社員としての生活」を漢字一文字で表してもらったところ、1位は「楽」、次いで「忙」「学」「苦」という結果に。「楽」を選んだ理由として「楽(らく)」より「楽しい(たのしい)」のほうが多く、withコロナの状況でも新入社員生活を楽しんでいる傾向がうかがえる。
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