どちらかというと親側から行った支援を尋ねた。1位が「あまり気を遣わないような雰囲気や環境作り」(45.6%)、2位が「励ましなど精神的サポート」(37.4%)、3位が「(靴磨き、アイロンがけなど)身だしなみを整える手伝い」(27.0%)だった。「自宅でWeb面接を受験する際の配慮(スペースの確保、静かさの確保)」が12.7%だったことを受け、同社は「コロナ禍によりオンラインで面接を自宅で受ける学生が増えたことを背景に、新しいサポートの形が見られた」とコメントした。
子どもが内定を得ている企業から、保護者にどのような連絡があったのかを聞いた。最も多かった回答は「内定確認の連絡」(49.9%)で、「当てはまるものはない」(43.7%)、「内定式・入社式への招待」(12.1%)、「保護者向け資料の送付」(9.6%)と続いた。マイナビは「学生への内定フォローだけでなく、保護者に向けたフォローを行う企業もあるようだ」と分析する。
保護者は、自分が行った就職活動と比べて子どもの就職活動をどう見ているのか。全体では67.4%が「大変だと思う」と回答した。
これから就職活動をする子を持つ親に対するメッセージを聞いた。すると、「就職活動は先手必勝に近い。あっという間にエントリー期間が終了してしまうので、のんびりしているお子さんには親側が関わったほうがいいと思う」「子どもを信じて放っておいたが、大変なことになっていた。子どもが話さなくても進んで状況を聞くべきだった」といったコメントが寄せられた。一方、「意見を押し付けてはいけない」「親の知っている優良企業の格付けは30年古いと認識すべき」という声も聞かれた。
今回の調査は、1月14〜16日にインターネット上で実施した。有効回答数は1000人。
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