就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「選考参加」について調査した。 プレエントリーを予定している企業数を聞いたところ、最も多かったのは「6〜10社」(27.5%)だった。
次いで「11〜20社」(22.8%)、「1〜5社」(14.0%)という結果に。「10社以下」が4割を超えたことから、同社は「プレエントリーをする企業数を絞り込む傾向がある」と分析する。
10社以下を考えている学生からは、「プレエントリーする企業を増やしすぎず、志望度の高い企業の企業研究や選考準備に力を入れたい」「本当に入社したいと思う企業に絞って選考を受けることで、1社1社丁寧に選考を受けたい」などの声が聞かれた。
一方で「11〜20社」「21〜30社」と回答した学生からは、「志望業界が決まっていないので、少し多めにプレエントリーしたい」「複数の企業のセミナーや選考に参加することで、自分に合う企業を見つけたい」といった声が寄せられた。
内々定を獲得したい時期を尋ねた。最も多かったのは「22年6月末まで」(26.0%)だった。「3月末まで」(5.6%)や「ゴールデンウイークまで」(14.2%)を合わせると、45.8%が「6月末まで」に内々定を獲得したいと考えていることが分かった。
また、「内定式まで(9月末まで)」に獲得したいとしている学生が約8割を占めた。
今回の調査は、学情が運営するサイト「あさがくナビ2023」への来訪者を対象に、インターネットで行った。期間は2月3〜15日、有効回答数は557人。
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