ワークス・ジャパン(東京都千代田区)は産業経済新聞社と合同で、2023年3月卒業・修了予定の大学生、大学院生を対象に就職希望先企業調査を実施。文系総合の1位は伊藤忠商事(966ポイント)、理系総合の1位はソニーグループ(932ポイント)だった。
文系総合2位は損害保険ジャパン(936ポイント)、3位は東京海上日動火災保険(884ポイント)。ランキング上位の企業を見ると、「生命・損害保険」「総合商社」「銀行・証券」が支持を集めている。多くの企業は21年9月に実施した「インターンシップ人気企業ランキング」でも上位にランクインしており、インターンシップが採用活動の起点になっていることがうかがえる。
そのほかの業界では、ニトリ(9位)、講談社(12位)、楽天グループ(17位)など、学生にとって身近な商材を扱う企業が上位に。男女別にみると、文系男子では三井不動産、三菱地所といった「不動産」が、文系女子では講談社、集英社などの「出版」が上位にランクインしている。
理系総合2位にはNTTデータ(696ポイント)、3位にはアクセンチュア(541ポイント)が入った。理系の傾向として、日立製作所(8位)や富士通(10位)など、DX推進といったビジネスイノベーションへの取り組みを強化している企業が支持を集めた。
男女別で見ると、理系男子は総合と大きな差がない一方、理系女子は資生堂、コーセー、味の素、花王、森永乳業などの「薬品・化粧品・日用品」や「食品」の人気が目立つ結果となった。
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