サッポロライオンは、「銀座ライオンビル」が2月17日付で国の登録有形文化財(建造物)として登録されたと発表した。
同ビルは1934年、大日本麦酒の本社ビルとして創建。地下1階〜地上6階のうち、1階にビヤホールが開店した。当時としては贅(ぜい)をつくし工夫を凝らした造りで、建築家を含め多くの人から絶大な称賛を集めたという。
戦時中空襲により多くのビヤホールは焼失、または疎開のため取り壊されたが、同ビヤホールは空襲を免れ、45年9月11日から接収され進駐軍専用のビヤホールに。52年1月の接収解除で再び一般利用できるようになり、現存する日本最古のビヤホール「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」として現在も営業を続けている。
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