次に、ニトリアプリについて見てみると、直近1年以内のニトリ利用顧客のアプリ利用率は32.6%だった。一方で利用していない人の割合は、67.4%となった。またアプリ利用者は店舗の平均利用回数が5.7回なのに対し、非利用者は1.9回だった。
何を買う目的でニトリを利用しているのか。目的の商品として上位に「生活雑貨・日用品」(43.8%)、「布団・寝具」(33.8%)、「キッチン用品・調理器具」(35.4%)が入った。利用頻度の高いロイヤル顧客は、一般顧客に比べると日常的に使う水回りの製品や小物が、買い物の目的となっているようだ。
ニトリを利用する理由を尋ねた。最も多かったのは「価格が安いから」(50.8%)で、次いで「品ぞろえがよいから」(27.0%)、「車で行きやすいから」(28.8%)と続いた。
利用頻度の高いロイヤル顧客からは、「ブランド独自の製品があるから」「ブランドが好きだから」「買い物が楽しいから」といった声があがった。スパコロは、「ニトリ独自の商品に魅力を感じ、買い物を楽しんでいる層がロイヤル顧客となっている」と分析した。
調査は、全国20〜69歳の4358人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、2月4〜6日まで。
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