人財サービスのAdecco Group Japan(東京都千代田区)が、日本全国の小中学生1800人を対象に「将来就きたい仕事」に関する調査を実施した。その結果、男子の1位は「YouTuber(ユーチューバ―)などの動画投稿者」(以下「YouTuber」)(6.1%)、女子は「パティシエ(お菓子職人)」(13.4%)だった。
男子の「YouTuber」は2年連続で1位に。2位は「サッカー選手」と「会社員(サラリーマン・OL)」が並び、いずれも6.0%だった。
「YouTuber」「エンジニア・プログラマー」「ゲームクリエイター」など、デジタルテクノロジーと親和性の高い3つの仕事が2年連続で同時にトップ10入りし、男子小中学生の間では、デジタル関連の仕事がすでに一般的なものになっていると見受けられる結果となった。
女子は、3年連続で「パティシエ(お菓子職人)」が1位だった。次いで2位は「医者」(7.5%)、3位は「看護師」(6.8%)と続いた。
また、中学生女子の1位には、2014年の調査開始以来初めて「医者」が選ばれた。同社は「コロナ禍における医療従事者の活躍に影響を受けている」と分析している。2位は「パティシエ(お菓子職人)」と「看護師」(6.3%)で同率だった。
好きな教科を尋ねたところ、1位は「算数・数学」(20.6%)、次いで「体育・保健体育」(15.2%)、「図画工作・美術」(13.2%)と続いた。一方で「算数・数学」は「嫌いな教科」でも1位(24.1%)となった。嫌いな教科の2位は「国語」(15.1%)、3位は「体育・保健体育」(7.3%)と続いた。
調査は2021年12月14〜20日に実施。全国の小中学生男女1800人(各学年男女100人ずつ)を対象にインターネットで実施した。
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