ペット1頭当たりの1カ月の生活費用はいくら? 大型犬は“1万5000円未満”が最多調査で判明

» 2022年03月25日 09時50分 公開
[サトウナナミITmedia]

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 ペット保険会社のSBIプリズム少額短期保険(仙台市)が、「ペットとのライフスタイル」に関するアンケート調査を実施した。現在飼っているペットをどこから迎えたか聞いたところ、約半数(46.3%)が「ペットショップから」と回答した。

ペットとのライフスタイル ペットとのライフスタイルに関する調査

 ブリーダー経由での迎え入れは全体の10.8%で、譲渡や保護など、購入以外での迎え入れは全体の39.6%だった。そのほかの回答では「迷い猫の保護」「自宅で生まれた」「引退犬」などがあった。

ペットとのライフスタイル あなたが現在飼っているペットはどこで迎えましたか?(SBIプリズム少額短期保険調べ)

 ペット1頭当たりの1カ月の生活費用を尋ねた。最も多かったのは「5000円未満」(31.3%)だった。小動物や鳥類、爬虫類の飼育者は「5000円未満」の回答が最も多く、小型犬、中型犬、猫の飼育者は「5000〜1万円未満」が最多となった。

 大型犬は「1万〜1万5000円未満」の回答が一番多かったことから、ペットが大きくなればなるほど、生活費用も増加傾向にあると見受けられる。

ペットとのライフスタイル ペット一頭あたりの生活費用はひと月平均でいくらかかっていますか?(SBIプリズム少額短期保険調べ)

 ペットの生活費用の中で重視している(お金をかけている)ことは、「フード、おやつなどの費用」(62.3%)が最も多い回答となり、次いで「ペットの医療費用、健康維持費用」(15.8%)と続いた。

 大型犬は「フード、おやつなどの費用」と「ペットの医療費用、健康維持費用」が同率の29.0%で並ぶ結果となり、医療、健康維持費用をより重視している傾向が見られた。

ペットとのライフスタイル ペットの生活費用の中で一番重視している(お金をかけている)ことは何ですか?(SBIプリズム少額短期保険調べ)

 1カ月の平均フード購入代を尋ねると、最も多い回答は「2000〜3000円未満」となった。生活費用の回答に比例し、小動物や鳥類、爬虫類は「1000円未満」の回答が最も多く、小型犬、中型犬、猫は「2000〜3000円未満」、大型犬は「5000円以上」が最多となった。

ペットとのライフスタイル ペット一頭当たりのフード購入代はひと月平均でいくらかかっていますか?(SBIプリズム少額短期保険調べ)

 調査は1月6〜7日にインターネットで実施。20歳以上のペット飼育者、男女1078人を対象とした。

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