消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
保険相談サービスを提供する保険マンモス(東京都港区)が、人生で一番高価な買い物・経験についてアンケート調査を実施した。これまでで一番高かった買い物は何か聞いたところ、最多の回答は「自動車」(145人)だった。次いで、「住宅(戸建て)」(77人)、「マンション」(45人)と住居が続いた。
自動車の購入価格は20〜30歳では100万〜300万円の回答が多く、年代が上がるほど購入価格も高くなる傾向が見られた。また、住居の購入価格帯は1000万〜5000万円が多くを占めた。中には、5000万〜1億円という回答もあった。
購入するためにお金の節約や増やす工夫をしたかという問いに、65%が「した」と答えた。
工夫した内容で最も多い回答は「交際費・娯楽費を減らした」(90人)だった。次いで「本業やアルバイトを頑張った」(78人)、「食費を節約した」(69人)と続いた。
2位に「本業やアルバイトを頑張った」が入っていることから、節約するよりも、収入をアップさせようと考える人も多いことが分かる。
コロナ禍になり使う金額は減ったかという問いでは、57%が「減った」と回答した。同社は「収入が減少した人が多い中、少しでも支出を減らして実質的な収入を確保しようとする人が多く、節約しつつ収入も増やしていこうとの姿勢がうかがえる」と分析している。
調査は3月9〜10日に実施。男女500人(女性322人/男性178人)を対象にインターネットで行った。
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