――21年3月に問題になったLINEの個人情報問題については、その後どのような対策を取りましたか。
出沢: データの情報管理問題については、21年10月に外部有識者などによる特別委員会から最終報告をいただきました。この報告書に基づいてユーザー目線に立って、タテとヨコのガバナンスを明確にするため、ZHDとLINEできちんと対応しようとしています。
――企業のトップとして心掛けていることを聞かせてください。
出沢: 常にブレないことが重要だと思っています。時代により変化する部分もありますが、経営統合やAIカンパニーという基本になる部分では、大きな挑戦をしていこうと考えており、ブレないようにしています。
川辺: インターネットを提供している会社なので、ユーザーファーストの視点で、圧倒的に便利なものを提供することを心掛けています。経営者としては、われわれのすべきことは、GAFAやBATを後追いするのではなく、新しい変化を自分たちで巻き起こしてナンバーワンになることだと考えています。何事も主体的に起こしていくことだと思います。
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