女性の転職サイト「女の転職type」を運営するキャリアデザインセンター(東京都港区)は、サイトの女性会員を対象に、「もし新卒に戻れるならどんな会社、仕事を選ぶか」について調査を実施した。その結果、57.2%が新卒時に戻れても、同じ会社に入らないと回答した。
新卒時に「第1希望の会社に入れた」と回答したのは24.8%で、「特に希望はなく受かった会社に入った」が28.6%で最多だった。希望する何番目かの会社に入れた人は合わせて54.4%と約半数で、17.0%は「希望する会社に入れず、受かった会社に入った」と回答した。
年代別で見ると、「第1希望に入れた」割合が最も高かったのは「20代」で29.4%、次いで「30代」(20.9%)、「40代」(19.2%)と続いた。また、「希望した会社に入れず受かった会社に入った」と答えたのは20代が最も低く14.4%だった。
キャリアデザインセンターは、「直近はコロナ禍で風向きが変わったものの、リーマンショック後、景気が徐々に回復し、売り手市場の中で就職活動した人が多いことも影響している」と分析する。
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