もし新卒時に戻れるなら、新卒入社した会社に入りたいと思うか聞いたところ、38.6%が「まったくそう思わない」と回答し、最多だった。2位は「どちらとも言えない」で20.4%、3位は「あまりそう思わない」で18.6%と続いた。
「入りたい」と思う割合が22.3%なのに対し、「入りたくない」人は57.2%と約6割を占めた。希望する会社に約半数以上が入社したものの、新卒時に戻れるなら「違う会社に入りたい」と考える人が多いようだ。
年代別に見ると全体的なバランスに大差はないものの、「入りたい」と思う割合は20代が最も低く18.6%、「入りたいと思わない」と答えた割合は62.9%で、30、40代に比べて高くなった。
新卒時の会社選びで重視していたポイントは「仕事内容」が54.3%で最も多く、2位以下は「勤務地」(40.7%)、「給与」(29.9%)と続いた。一方、社会人を経験した今なら何を重視するか尋ねると、1位は「給与」(58.8%)で、新卒時と比べ割合が約2倍に増加する結果となった。
2位は「仕事内容」(52.3%)、3位は「成長できる環境」(29.9%)だった。新卒時は2.9%だった「勤務形態(フレックス、リモート可)」は15.7%と飛躍的に増加し、コロナ禍をへた影響も感じられた。
調査は、女性の転職サイト「女の転職type」会員を対象に、インターネットで行った。期間は2月21日〜3月7日、有効回答数は725人。
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