就活サイト「ブンナビ」を運営する文化放送キャリアパートナーズ(東京都港区)は、2023年卒業予定の学生を対象に、調査を実施した。23年卒の就職環境はどうなると思うか聞いたところ、「楽勝」「まあまあ」の割合が7割を超えたことが分かった。
「楽勝(昨年より就職しやすい環境になる)」は 6.3%(昨年比で3.6ポイント増)、「まあまあ(昨年並み)」が64.0%(同28.7ポイント増)という結果に。一方で、「厳しい(昨年より就職が難しい環境になる)」は 29.7%(同32.3ポイント減)だった。
「楽勝」「まあまあ」と答えた学生からは、「いまだにコロナ禍ではあるが、企業も慣れてきて新卒採用に前向きになっているだろうと思うから」「コロナ禍での就活のノウハウが定着してきているから」「コロナの状況に見通しが立ち、採用側もある程度学生を通常程度とるようになると考えたから」などの声が聞かれた。
これまでもらった内々定の数について尋ねた。「1社以上」の割合は26.9%だった。一方で、現在の就職活動状況について質問すると、「活動を継続する」と答えた学生は合わせて95.0%だった。
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