新型コロナウイルスの影響が長引く中、企業は新卒採用活動をリアルで行うか、オンラインで行うかの選択を迫られている。学情では、2023年卒業予定の大学生・大学院生に対し、「各選考ステップで、オンラインとリアルのどちらの形式を希望するか」を調査した。
会社説明会について、希望する参加方法を聞くと「オンライン」が19.4%、「どちらかと言えばオンライン」が22.6%で、合わせて42.0%の人がオンラインを希望すると回答し、リアルを希望する人(合計24.7%)を上回った。
理由には、移動時間や交通費削減により、多くの企業の会社説明会に参加できるという点などが挙がった。
一次選考における希望する参加方法については「オンライン」が22.8%、「どちらかと言えばオンライン」が22.6%と、合わせて45.4%の人がオンラインを希望し、同じくリアルへの希望(合計22.8%)を上回る結果になった。
会社説明会よりも一次選考の方が、さらにオンラインを希望する人が多いことが分かる。一次選考でオンラインを希望する理由としては、オンラインの方が慣れている、緊張しないといった回答が挙がった。
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