電気圧力鍋やオーブントースターなどの調理家電を中心に取り扱うシロカは、2000年に誕生した白物家電メーカーだ。
創業当時は代理店業務が中心だったが、10年から始まった家電ブームに乗り、低価格なホームベーカリーやサーキューレーター、伊賀焼土鍋の長谷園とのコラボレーションで生まれた土鍋炊飯器『かまどさん電気』など、他社にはない個性的な製品を数多く発売。
バルミューダやアイリスオーヤマなどと並ぶ新興の家電メーカーとして注目を集めてきた。
ところが19年に発生した製品のリコール費用などにより、債務超過に陥り、資金繰りは一気に悪化。経営危機に陥ってしまった。
そして現在、新しい経営体制とファンドによる支援により、新生シロカとして再生している。シロカはどのようにして立ち直ったのか。新経営陣が目指す道筋について新社長である金井まり氏と、開発陣に話を聞いた。
シロカ 代表取締役社長 金井まり氏(写真右)、商品本部商品開発部 開発グループ マネージャー 小川大助氏(写真中央)、社長補佐 長島利通氏(写真左)
脱東芝の「レグザ」、国内トップシェア争いまでの復活劇
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3年間で大改革の「タイガー」、きっかけは元ソニーの女性役員
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クラファンでバカ売れ! 売れるほど赤字だったライト一体型プロジェクター「popIn Aladdin」誕生秘話
設置性の高さや使い勝手が話題となったシーリングライト一体型プロジェクター「popIn Aladdin」。20年には「popIn Aladdin 2」、21年には据え置き型「Aladdin Vase」を発売。プロジェクター開発の経緯とその先にある野望を、popInの程濤社長に聞いた。
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